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商品番号: 30147
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新潟県中魚沼郡津南町は、日本有数の豪雪地帯です。農業が盛んな地域で魚沼産コ土の質がいいことから、トマト・人参・根菜類・とうもろこし・アスパラガスの産地としても有名です。雪下人参は、標高400m 以上の一面に広がる緩やかな高原地帯で栽培しています。津南町の豊かな大地と経験豊富な作り手から生まれた逸品です。
野菜は水分が多いため、氷点下になると凍ってしまいます。雪下人参は、凍らないように細胞内にあるデンプンを糖に変えて寒さから身を守ります。それにより、アスパラギン、グリシン、セリンなどの遊離アミノ酸が増加するとともに、春先に急増するカリオフィレンの芳香成分により、独特の人参臭までも緩和されます。極寒の中、厳しい環境で生き抜くため、甘く・美味しくなる不思議な変化を遂げるのです。
雪下人参との出会いは1991年(平成3年)。まだ1mは残雪がある雪国の春。気温も寒い中、手作業で収穫している珍しい光景を目にしました。人参は「春まき秋どり」が一般的な栽培方法。当時は不思議に感じましたが、豪雪地帯では古くからある農法の一つであることを知りました。夏に播種を行い、一冬雪下(土に埋まった状態のまま)で越冬させ、春に収穫する人参を「雪下人参」または「雪を割り掘り起こした人参」といいます。
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