色や形、大きさ、見た目にこだわって農作物を品定めしてしまうこと、原材料を細かく吟味せずに加工食品を購入してしまうこと、ありますよね。化学調味料をはじめとする食品添加物を活用して開発される食品、生産過程の情報が十分でない食品や飼料および原材料のマーケットへの流入 - それらは、お安く簡単便利に美味しさを実現するために必要とされてきました。
ユニマルシェの願い、それは食にまつわる豊かで持続可能な未来の実現です。『安心安全にこだわった食品をもっと身近なものにしたい』『手間を惜しまずにモノづくりに志を捧げている生産者さまを支えたい』『日本の伝統的な食品、調理、保存、食文化を大切に守っていきたい』。こうした輪を広げるためには、一人ひとりの食に対する意識・行動が変わる「きっかけ」が必要です。
その「きっかけ」となるのは食に対する豊かな経験、物語、共感です。少し高くてもお値段以上を感じる質感や品位、調理にかかった手間をねぎらう最高の笑顔、見た目だけではなく美味しさへの敬意を感じる誉め言葉など、ユニマルシェはそのような「きっかけ」づくりのために品揃えする"目利き"でありたいと思います。
食べること、集うこと、生きること。
みんなで作って、みんなで食べて、みんなで笑う。
それがユニマルシェです。
ユニマルシェの食材基準
ユニマルシェでは、安心・安全にこだわった食品を皆様にお届けしたいという想いとともに、独自の選定基準で食材を選んでいます。食の安心・安全はもちろん、美味しさ、そして持続可能な食の未来のための「5つのこだわり」です。
1. 有機農産物を優先
有機JAS制度に基づいた有機農産物を基本としつつ、栽培技術が確立していない特定の作物や有機農産物と同等の品質基準を実現している農産物は特別栽培農産物として取り扱います。
2. 国内産原材料を優先
国内生産者の支援、日本の食料自給率向上、日本の伝統食品普及に努めるため、国内産原材料を優先します。海外農産物でも国内確保が難しい食品や品質が優れている食品などは、同様の基準に準拠している場合に扱います。
3. 食品添加物を使用した商品は
極力取り扱いません
素材の本来もつ「ほんもの」の美味しさを味わっていただきたいため、できるだけ食品添加物は使用しません。品質都合上、やむを得ず使用する場合はその必要性と安全性を確認検討し、最小限の使用を認めます。
4. 遺伝子組み換え原材料を使用した商品
は極力取り扱いません
安全性、環境破壊への懸念などから、原材料にDNA操作による遺伝子組み換えされた農産物を使用することは認めません。ただし、「適切に分別生産流通している」原材料は安全性を確認検討し、取り扱う場合があります。
5. 無選別、不定貫、無指定を原則とする
有機JAS制度に基づいた有機農産物を基本としつつ、栽培技術が確立していない特定の作物や有機農産物と同等の品質基準を実現している農産物は特別栽培農産物として取り扱います。