昭和二十五年創業以来「おかとみ」がこだわり続けているのは、地元島根県産「一日漁」の新鮮な魚。早朝に漁へ出て、その日のうちに水揚げされた「一日漁」の新鮮な魚は、鮮魚としても最上ランク。鮮度と旨味は深く結びついています。すでに鮮度の落ちてしまった魚からは旨味が出てきません。私たちは自ら市場に出向いて、プロの眼で新鮮な魚を選び抜き買い付けます。その魚をたった10分で工場に持ち帰り、素早く処理し、鮮度を保ったままの魚に塩のみ加え、時間と温度に気配りしながら、じっくりとゆっくりと干物に仕立てていきます。その工程・製法から、「おかとみ」の美味しくて安心な本当の干物が出来上がります。

島根県沖「一日漁」で漁獲された穴子を買付から製造まで自社一貫体制で行うことで、原料の状態によって漬込みや乾燥時間を調節し品質を一定に保っています。天日塩のみを使用した無添加商品で、塩分も一般的な干物の塩分2～3％よりも少ない0.5％です。『あなご』は、ビタミン、ミネラル、良質のたんぱく質や女性に注目のレチノールなど優れた栄養のある魚。江戸前で好まれる“めそ”と呼ばれる35cm以下のものとは違い、なんと大人の片腕ほどの長さくらいある丸々と太った『あなご』を一本使っていますので、ボリューム満点。

でも近年最も高級なこののどぐろを、天日塩のみで一夜干し、干物に仕上げました。原料はすべて地元大田産。しかも、当店ののどぐろはなかなか手に入りにくい「一日漁ののどぐろ」です。大型船が数日かけて獲ってくるのどぐろより鮮度は格段上。鮮度の良さ＝味の良さなら、「一日漁ののどぐろ」です。もちろん、天日塩以外は一切使用していませんので、安心してお召し上がりいただけます。

島根沖でとれる真あじ（マアジ）は、身に含まれる脂質含有量が全国でもトップクラス。（県水産試験場調べ）
あじの命は脂ですから、おかとみの真あじの干物がおいしいのは当たり前。
そんな美味しくて、手に入れにくいあじの干物をこんなに安く食べられるなんて、ここだけの話、実はすごいことなのです。

よく見かける東シナ海産やアフリカ産のものとはひと味もふた味も違います。
オレンジに輝く魚体、ほんのりピンク色の身、淡泊でほどよい旨味、身離れの良さとどれをとっても最高です。
熟練の技で一枚一枚丁寧にさばいて、こだわりの『天日塩』のみを加える無添加一夜干しですので、安心してお召し上がりいただけます。
一昔前までは祝い事の鯛の塩焼きには本種を使っていたという魚なので、様々なお祝い事、お正月料理、お食い初めにもおすすめです。

◆用意するもの◆
・おかとみの干物（のどぐろ以外でもOK。白身の魚がおすすめ）
・にんにく　2個
・オリーブオイル　大さじ3
・白ワインまたは日本酒　適量
・お好きな野菜（パプリカ・トマト等何でもOK）
赤や黄色や緑など色とりどりの野菜を入れると仕上がりが綺麗です！
・お好きな貝類（あさり・はまぐり等何でもOK）
・ブラックペッパー　お好みで
・パセリ　適量

▼作り方
①フライパンにオリーブオイルと刻んだニンニクを入れ、香りが出るまで弱火で炒めます。
②香りが立ってきたら、干物を入れ両面に軽く焼き色を付けます。
③お好みの野菜と貝を入れ、白ワイン(日本酒)を材料の7分目位まで入れ、強火でアルコールを飛ばします。
④グツグツしてきたら中火にして、蓋をして5分程度煮詰めます。
⑤お皿に盛り付けてお好みでブラックペッパーとパセリをかけたら完成

◎メモ◎
味付けはニンニクと干物の塩分のみ。干物を使えば魚に下味を付ける必要が無いので、間単に調理が可能です！
魚介や野菜から美味しい出汁が出るので、残ったスープはバケットに付けたり、パスタを絡めても美味しいです！